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「ぐっわあああああああああ!!!!」 海辺のヤプーサファリの空に、6年生の男の子の絶叫が木霊する。 波打ち際の湿った砂浜を、浅黒く日焼けした男の子が転げまわる。 いや、のたうちまわる。 砂を握りながら起き上ったかと思うと、すぐまた「ぐぅおおおおお!!」と叫んで動かなくなる。 今度はうつ伏せに倒れて、両手で必死に貞操帯を押えてる。 顔が潰れたみたいに表情を歪め、それでも男の子は目の前の女の子から目が離せないでいた。 暑い盛りに、射精管理5週間目の誘惑。 残酷な女の子の気紛れに弄ばれ、男の子は「ウェェ」と反吐を吐くぐらいクタクタになっていた。 「痛い!」 反吐を垂らしながら、男の子は叫ぶ。 男の子の貞操帯のカップには、リベットのアタッチメントがつけてあった。 これはヤプーをボッキ不可にして、夢精も許さない無慈悲な装具だ。 男の子は手淫1回するためなら、ダンゴムシを食べる覚悟ができていた。 生き別れにされて久しい実の姉と、生セックスする覚悟もできていた。 もちろん、ヤプーの身勝手な覚悟に応える白人少女などいるはずがない。 男の子は、目の前の女の子のマタを触るべく、四つん這いになって這う。 砂を握りしめながら、這う。 懲りない男の子は、女の子がこっち向いて開脚しただけで再び股間に激痛が走る。 「ぎゃあああぁぁぁぁ…ぁぁ!」 今度は断末魔。 男の子は目の前がノイズだらけになったような錯覚を覚えた。 (文子、奈美世、理香、由紀…せんせい、あねき、みどりちゃん) なぜか、もう2ヶ月以上顔を見てない懐かしい女たちの姿が、男の子の脳裏を駈け回る。 男の子はぎゅっと両目を閉じて砂に突っ伏し、「ぅぅぅ」と呻いてから、気絶した。
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